2026年の高山秋祭り(八幡祭)は10月9日・10日|徒歩10分以内のFortune innで、宵祭までゆっくり

「10月に高山へ行こうと思っているけど、祭りの日って宿が取れるんだろうか」 カレンダーを見ながら、そんなふうに迷っている方が毎年いらっしゃいます。実際、当宿にも春頃から秋祭りのお問い合わせをいただいています。

2026年の高山秋祭り(八幡祭)は、10月9日(金)・10日(土)の2日間。 当宿からお祭りエリアまでは徒歩10分以内です。
宵祭を最後まで見届けて、そのまま歩いて帰れる距離にお部屋があります。

2026年の高山秋祭り(八幡祭)は10月9日・10日に開催されます

高山秋祭りは、櫻山八幡宮の例祭です。旧高山城下町の北半分が氏子域にあたり、その町を屋台が巡ります。

日程は毎年10月9日・10日で固定。2026年は金曜と土曜に当たります。しかも10月12日(月)はスポーツの日なので、10日からは三連休。
祭りの2日目が連休初日に重なる、日並びの良い年です。

春の山王祭とは別の祭り、屋台も別物

「高山祭」と聞いて春の山王祭を思い浮かべる方は多いのですが、春と秋は別の祭りです。氏神が違い、氏子の町が違い、そして曳き出される屋台も完全に別のものです。

春の山王祭は12台、秋の八幡祭は11台。合わせて23台の屋台が高山の町にあります。

どれも国の重要有形民俗文化財で、「高山祭の屋台行事」として1979年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つに登録されました。

春を見た方でも、秋は初めて見るものばかりです。逆もまた同じ。

日付固定だから、宿の争奪戦になる

日付が動かないということは、「その日に泊まりたい人」が毎年同じ2日間に集中するということでもあります。

高山の宿泊施設はそれほど数が多くありません。祭り期間の週末はとくに、早い段階で埋まっていきます。
今年も春の時点で10月のお問い合わせをいただいておりました。

正直に言うと、この2日間は「空いていたら奇跡」くらいの気持ちで押さえておくのが安全です!
迷っている時間になくなることも。

八幡祭の見どころ:屋台11台・からくり・御神幸・宵祭

11台の屋台のうち、布袋台は櫻山八幡宮の境内に、残る10台は表参道に並びます。

彫刻、見送幕、車輪の構造。近くで立ち止まってじっくり見ると、飛騨の匠の仕事がどれだけ細かいかがよく分かります。

布袋台のからくり奉納(1日2回)

秋の高山祭でからくりを奉納するのは、布袋台の1台だけです。

2体の唐子が棒を渡って布袋様に飛び移り、布袋様が軍配を一振りする——文章にすると数行ですが、綱方の手だけで人形が生きているように動く様子は、実際に見ると声が出ます。所要は約50分。

奉納は9日が12時と14時、10日が11時と13時の1日2回。
この時間だけは人がぐっと集まるので、少し早めに場所を確保するのがおすすめです。

御神幸と屋台曳き廻し

御神幸は、御分霊が氏子の町を巡る祭行列です。獅子舞、闘鶏楽、裃姿の警固に守られ、雅楽と太々神楽の音とともにゆっくり進みます。

時間は9日が13時20分から15時30分、10日は8時30分から12時と13時30分から16時。10日は朝から夕方近くまで氏子全域を巡るので、町のどこにいても行列に出会えます。

そしてもうひとつ、9日の午後だけ行われる秋祭り独特の行事が屋台曳き廻し。11台すべてではなく4台が町を曳き廻します。
神楽台と鳳凰台は毎年、残る2台は抽選で決まる仕組みです。つまり、どの屋台が動くかは年によって変わります。

100個以上の提灯が灯る「宵祭」

9日の夜だけ行われるのが宵祭です。時間は18時15分から20時30分。

100個以上の提灯を灯した屋台が、暗くなった町をゆっくり巡ります。昼に見た屋台と同じものとは思えないほど、印象が変わります。金具に反射する灯りと、揺れる提灯の列。10月の高山は夜になると空気が澄むので、光がいっそうきれいに見えます。

帰り道、各屋台は「高い山」という曳き分れ唄を歌いながら、それぞれの屋台蔵へ帰っていきます。祭りが終わっていく音を聞きながら宿へ歩く時間が、個人的にはいちばん好きです。

Fortune innからお祭りエリアまで、徒歩10分以内

疲れたら一度戻れる、という贅沢

祭り期間の高山は、市内の道路も駐車場もかなり混みます。車で来られる方も、結局は停めてから歩くことになります。

当宿はお祭りエリアまで徒歩10分以内。荷物を置いてすぐ出かけられますし、人混みに疲れたら一度戻って休み、また出直すこともできます。

とくにお勧めしたいのが9日です。

日中のからくりと御神幸を見て、夕方に一度戻って休憩、暗くなってから宵祭へ——この動き方ができると、小さいお子様を連れての観光もしやすくなります。日帰りやバスツアーでは、まずできない時間の使い方です。

秋の高山は朝晩が冷える:服装と持ち物

10月の高山は、日中と朝晩の気温差が大きい土地です。昼は上着なしで歩けても、宵祭の時間帯は同じ格好だと確実に寒くなります。

  • 昼と夜で調整できる羽織もの(薄手のダウンやフリースがあると安心)
  • 歩きやすい靴。祭り期間は2日でかなりの距離を歩きます
  • 折りたたみ傘。屋台は漆と金具が雨に弱いため、天候によっては曳き出しが見送られることがあります
  • 夜の撮影を考えているならモバイルバッテリー

宿が近い強みは、ここでも。朝出るときに厚着を持たなくても、夕方に一度戻って着替えれば済みます。

お祭りの楽しみは、当日以外にもあります

「9日も10日も予定が合わない」「三連休は混みすぎて避けたい」という方に、毎年お伝えしていることがあります。高山の祭りは、当日だけのものではありません。

高山祭屋台会館なら、一年中いつでも本物の屋台に会える

櫻山八幡宮の境内にある高山祭屋台会館では、秋の屋台11台のうち常時4台が実物のまま展示されています。年3回入れ替わるので、訪れる時期によって会える屋台が変わる仕組みです。

祭り当日は人垣の向こうに屋台を見る形になりますが、会館では至近距離で、しかも落ち着いて見られます。
彫刻の一つひとつ、金具の細工、幕の刺繍。「祭りで見たあれは何だったのか」を答え合わせする場所としても活用できます。

年中無休で、3月から11月は9時から17時まで開館。
宿からは歩いて行ける距離にあります。

祭りの前後、町がいちばん「祭りの町」らしくなる時間

祭りの半月ほど前から、町の空気が変わり始めます。

各屋台組が屋台蔵で飾り付けの準備を始め、これを地元では「屋台やわい」と呼びます。同じ頃、どこからともなく屋台囃子の練習の音が聞こえてくる。夕方に町を歩いていると、笛と太鼓が路地の奥から流れてきます。この音がしはじめると、高山の人間は「今年も来たな」と思います。

10月7日の夜には試楽祭と屋台順番抽籤祭が行われ、翌々日に曳き廻す屋台が決まります。

本祭の熱気とはまた違う、静かな緊張感のある夜です。

祭りが終わったあとも、町中に点在する屋台蔵の前を通れば、その中に本物が収まっていることが分かります。

看板がなければ通り過ぎてしまうような、白壁の高い扉。あれ全部が屋台蔵です。

2026年は10日から三連休に入るため、混雑を避けたい方は7日・8日、あるいは13日以降を狙うという手もあります。祭りの余韻が残る静かな高山も、悪くない旅です。

※お祭りの詳細な時間や行事については、飛騨高山公式サイトをご覧ください。

高山秋祭りの夜を、歩いて帰れる距離で

宵祭が終わって、屋台が「高い山」を歌いながら蔵へ帰っていく。人の流れがゆっくりほどけて、町が静かさを取り戻していく。

その時間に、駅へ急ぐのではなく、10分歩いて部屋に戻れる。高山秋祭りに泊まりで来る意味は、たぶんそこにあります。

2026年の高山秋祭りは10月9日(金)・10日(土)。冒頭にも書いたとおり、この2日間のお部屋は毎年早い段階で埋まっていきます。行くと決めた方は、カレンダーが空いているうちに押さえてしまうのがいちばんです。

祭り当日が難しい方も、前後の高山にはちゃんと祭りの気配が残っています。

飛騨高山へのお越し心よりお待ちしております。

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